技術とか戦略とか

証券レガシーシステムを8年いじってから転職した普通の文系SEによるブログ。技術のみではなく趣味の戦略考察についても。

情報処理技術者試験

仕事や趣味で2進数・16進数を使っている身として伝えたい図

気まぐれで基数計算を解説している画像を検索していたのですが、公式めいた画像は見つかっても本質的な所を説明している画像は何故か見つけられませんでした。公式だけではなく本質を知ることも重要だと思うので、この記事を書きます。 基数計算を本質的に表…

情報処理技術者試験対策「httpとhttpsの違い」

普通にWebシステムを使う分には「httpsはhttpを暗号化したプロトコルで、盗聴・なりすまし・中間者攻撃の対策になる。認証等の機密性の高いやりとりをWeb上で行う時に使用する。」というレベルの認識で十分なのですが、応用情報技術者ではもう少し正確な理解…

情報処理技術者試験対策「OSI参照モデル」

OSI参照モデルとは、ノード(コンピュータ)間の通信を定めた規格のことで、通信に必要な要素を7つの層に分けて規定しています。この規格により、異なるベンダの機器を使用していたとしても通信が行えるようになっています。 OSI参照モデルについて、情報処…

情報処理技術者試験対策「請負契約・派遣契約・準委任契約の違い」

IT業界で働く上において、請負契約なのか、派遣契約なのか、準委任契約(SES契約)なのかは意識する必要があります。契約毎で、委託者(報酬を支払いモノやサービスを受け取る側)の権利と、受託者(モノやサービスを与え報酬を受け取る側)の責務が異なるた…

UNIXのファイル権限について(始めて触る人向け)

WindowsでCUIにある程度慣れた新人がLinuxのOSを触ってつまづくポイントの一つが、ファイル権限です。何度も同じ説明をしているので、記事化します。 【ファイル権限の表示】任意のディレクトリで ls- l コマンドを発行すると、以下のような表示が現れます。…

プライバシーマーク取得企業で働く上での心がけ(一般社員向け)

私が勤める会社でもプライバシーマークを取得しており、一般社員向けの研修があったので、内容を簡単にまとめます。研修テキストはネットに上げられませんし上げてもあまり意味はないので、一般論的なことを簡単にまとめるだけにします。詳細なことに関して…

情報処理技術者試験の点数と実際の理解度(私見)

前回の記事で「基本情報と応用情報は実態として同レベルなのではないか」という話をしたので、それに関連してもう一つ実態の話をしようと思います。試験に余裕で合格するのとギリギリ合格するのとでは差がありすぎるのでは、という話です。 情報処理技術者試…

基本情報処理技術者試験:COBOLの出題を廃止しPythonを出題すると発表

2020年春の基本情報処理技術者試験から出題内容に大きな変化があるので、お知らせします。 詳しくは下記の記事に書かれている通りですが、午後の選択問題について、COBOLの出題が廃止され、Pythonが新たに出題されるようになります。 COBOLの出題廃止、Pytho…

情報処理技術者試験対策「QC七つ道具・新QC七つ道具」

QC七つ道具と新QC七つ道具は、品質管理を行う時に使う手法です。現在の品質の状況を図や表で表し、問題点を明らかにすることで、品質の改善に繋げようとするものです。 私の前職が品質の意識が高い職場であったので、仕事をする上でも勉強しました。品質分析…

情報処理技術者試験対策「データ中心アプローチ(DOA)」

情報処理技術者試験の午前問題では「データ中心アプローチ(Data Oriented Approach,DOA)」について問われることがあるので、どのような考え方なのかを簡単に説明します。ついでに、よく対比される「プロセス中心アプローチ」や「オブジェクト指向アプロー…

C言語:入門者(初心者)向けにポインタの概念をなるべく簡単に書いてみた

未経験者向けのプログラミングの指導で色々悩んでいて、ググってみたら↓のようなページを偶然発見したのですが プログラミングの勉強を始めたときに、文系が挫折しやすい7つのポイント - paiza開発日誌 https://paiza.hatenablog.com/entry/2015/10/20/%E3%8…

情報処理技術者試験対策「正規化理論」

会社の研修で正規化理論に関する話が出てきたので、これを機に記事化します。情報処理技術者試験対策の上でも重要な話ですし、テーブルの設計に携わる技術者であれば実務を行う上でも理解しておきたい理論です。 【正規化理論について】基本情報処理・応用情…

情報処理技術者試験対策「待ち行列理論(M/M/1モデル)」

前回は回線速度の記事を書いたので、関連知識として情報処理技術者試験で出題される待ち行列理論(M/M/1モデル)にも触れます。直接的に実務で使うことは少ないと思いますが、(回線速度に限らず)性能分析をする際に待ち行列理論の考え方が役立つこと…

情報処理技術者試験対策「回線速度の計算」

回線速度の計算については情報処理技術者試験(主に基本情報)でよく問われますし、私もちょうど実務で使う機会があったので、記事にして説明します。 回線には、bps(bit per second、1秒間に何ビット通信できるか)という単位で性能が定められています。(計…

情報処理技術者試験対策「レスポンスタイム・ターンアラウンドタイム・スループット」

今回は、混同しやすい性能指標に関する3つの用語を説明します。情報処理技術者試験の午前試験で問われることがありますし、実務でも混同すると意思疎通がうまくいかなくなる可能性があります。 【レスポンスタイムとターンアラウンドタイム】・レスポンスタ…

COBOLの練習用プログラムの紹介

COBOLを勉強すると、恐らくひよこグミ様の「サルでもわかるCOBOL入門」というサイトを見つけると思います。そのサイトにCOBOLの練習用プログラムがあるので紹介します。 サルでもわかるCOBOL入門 【ひよこグミ】 - はじめてのCOBOL 【総合メニュー】 http://…

COBOLにおけるパック10進数(COMP-3)のデータの持ち方

パック10進数は色々なサイトで説明されていますが、今回の記事では正確さは置いといて実務で必要な知識をわかりやすく説明します。 【パック10進数とは】パック10進数は、1バイトで数値2桁を表現する形式です。バイト数を削減できる、16進で文字コードを見た…

情報処理技術者試験対策「select文の結果の結合等(集合演算子)」

今回は、select文の結果を結合する文法の紹介です。結果を結合するためには、集合演算子のUNION(重複排除したい場合はUNION ALL)を用います。実務では複数のselect文の結果を1回のSQL文発行で取得したいことが結構あるので、知っておくと便利です。情報処理…

情報処理技術者試験対策「SQL(副問合せ・相関副問合せ)」

今回は副問合せと相関副問合せの紹介です。副問合せは試験だけでなく実務でも頻出です。相関副問合せについては、副問合せでも同じ検索結果を出すことが可能なので実務では忘れがちかもしれませんが、試験には出題されますし、性能面を考慮すると相関副問合…

情報処理技術者試験対策「データベースの障害復旧」

今回は、データベースの障害復旧について説明します。試験頻出です。また、関連するファイル・概念の説明もついでに行います。 【データベースの復旧に用いるファイル・概念】 チェックポイント障害回復操作を開始すべき時点。一定時間感覚で訪れる。なお、…

情報処理技術者試験対策「SQL(重複排除と集計)」

今回は重複排除(distinct句)と集計(group by)の紹介です。どちらも挙動が似ているのでまとめて紹介します。実務で使うだけでなく、どちらも試験頻出です。 【機能説明】・重複排除 select文の結果について、重複を排除することができる。 ・集計 指定したカ…

情報処理技術者試験対策「SQL(取得結果に対する条件判定)」

SELECT文で取得した結果に対して、CASE式を使用することで条件判定が可能です。条件判定を行うことで、SQL文の出力結果を変えることができます。プログラムのIF文の判定をSQL文の中で行っているようなイメージであり、プログラムを作るまでもない作業で使用…

COBOL概論

社内でCOBOLの概要について発表したので、資料を公開します。COBOLについて、背景とコーディングの簡単な説明を記載しています。視聴者の方が自力でリファレンスを引いて調べられるようになるのを目標に作成しています。 https://1drv.ms/p/s!AivF3bzWXOzuhH…

情報処理技術者試験対策「SQL(取得結果に対する演算子の利用)」

SELECT文で取得した結果に対して、演算子を使うことで文字列結合や計算が可能です。これを使うことで、プログラムで実装していたロジックをSQL文に組み込むことが可能になりますし、副問い合わせで使用すれば「抽出→抽出結果をプログラムで加工→加工した結果…

情報処理技術者試験対策「SQL(テーブル結合)」

今回はSQL文のテーブル結合について、例を出して簡単にまとめます。 情報処理技術者試験で出題されるのもありますが、内部結合と左外部結合は実務でも頻出です。プログラムを作る時に必要になるだけでなく、テストデータを確認する時に使用することもありま…

情報処理技術者試験対策「SQL(制約関連の細かい文法)」

今回の記事では、実務ではなかなか見ることがないが情報処理技術者試験では出る可能性がある制約関連の文法を紹介したいと思います。 実務で良く見る制約としては、一意でなければならずNULL値も許可しない主キー制約(PRIMARY KEY制約)、値が一意でなければ…

情報処理技術者試験対策「分散・標準偏差・正規分布」

今回は統計数学の中から「分散・標準偏差・正規分布」について投稿します。 分散と標準偏差は、共にデータのばらつき具合を示す値です。分散は、各データについて平均との乖離を2乗した値を求め、その値を合計し、データ数で除すことで求められます。標準偏…

情報処理技術者試験対策「PEST分析」

今回は「PEST分析」について説明します。 PEST分析とは、ビジネス環境についてマクロ的な視点で分析する手法となります。以前に「3C分析」や「SWOT分析」等の市場分析の手法に触れましたが、PEST分析はその前提となる環境を分析する手法です。 「PEST」とは…

情報処理技術者試験対策「マスマーケティングとワントゥワンマーケティング」

今回は「マスマーケティング」と「ワントゥワンマーケティング」について説明します。 この2つの用語について、簡単に説明すると下記の通りです。 マスマーケティング同種の商品を大量生産することで、商品1個あたりの生産コストを下げ、安価での提供が可…

情報処理技術者試験対策「顧客セグメンテーション分析」

今回は「顧客セグメンテーション分析」について説明します。 これは、顧客像を、年齢別・性別・地域別・職業別…等の層に分類し、各層毎で市場分析(需要分析、競合分析等)を行うことで、どの層に対してどのような価値を提供するのかを戦略として考えるとい…