技術とか戦略とか

証券レガシーシステムを8年いじってから転職した普通の文系SEによるブログ。技術のみではなく趣味の戦略考察についても。

情報処理技術者試験

基本情報処理技術者試験のpythonのサンプル問題を解いてみた

2019年10月28日にIPAから基本情報処理技術者試験のpythonのサンプル問題が公表されたので、解いてみました。既に基本情報技術者試験.comから解説も出ています。 【2019年10月28日公開】基本情報技術者試験 Pythonサンプル問題|基本情報技術者試験.com https…

情報処理技術者試験対策「稼働率の計算」

今回は、「稼働率の計算」について書きます。情報処理技術者試験では頻出のテーマであり、また実務でもインフラ構成を考えるのに役に立つ考え方です。 いくつかの例を挙げて説明していきますが、便宜上、各機器の稼働率は0.9とします。(稼働率…機器やシステ…

情報処理技術者試験対策「磁気ディスクの構成とアクセス」

今回は、「磁気ディスクの構成とアクセス」について書きます。文章ではわかりづらいので図解します。 ITパスポートや基本情報処理技術者では頻出です。 また、フラグメンテーションとデフラグは普通にPCを使っていても知っておいた方が良いことです。それ以…

情報処理技術者試験対策「RDBMSのインデックス」

RDBMSの性能分析を依頼された、という個人的な理由で、RDBMSのインデックスについて記事にしていきたいと思います。 今回の記事では、情報処理技術者試験の出題範囲内で、要点を箇条書きで書きたいと思います。実務で使うには+αの知識(主にRDBMS固有の知識…

情報処理技術者試験対策「スコープコントロール」

「スコープ」とは、直訳すると「範囲」という意味です。プロジェクトマネジメントにおいては、「スコープコントロール」という言葉が「現在のプロジェクトで対応する範囲をコントロールする」という意味で使われます。スコープコントロールについては、情報…

情報処理技術者試験対策「定量的品質評価」

「定量的品質評価」とは、その名の通り品質を数値で評価です。そのことにより、品質の良し悪しを客観的に把握することが可能になり、有効な対策を打てるようになります。 今回の記事では、情報処理技術者試験に良く出てくる2つのモデル(信頼度成長モデル、…

リーダーシップ状況論の実践

リーダーシップ状況論(組織の成熟度に適したリーダーシップの分類)については、以前に情報処理技術者試験対策として記事にしました。 情報処理技術者試験対策「リーダーシップ状況論」 https://akira2kun.hatenablog.com/entry/2018/07/10/234418 試験対策…

情報処理技術者試験対策「見積もり手法」

情報処理技術者試験で出題されることがある見積もり手法について、紹介していきます。今回紹介するのは、主に大規模なウォーターフォールのプロジェクトで使われる見積もり手法です。 なお、実態としては、直感的に決めてしまうこともあります。例えば、アジ…

登竜門としてのITパスポート

IT企業に興味のある人、IT企業の内定者、IT企業に未経験で入社して間もない若手がITパスポートに興味を持ったり合格していたりしている姿を見て、改めてこの資格は良くできた資格だと思いました。 ITパスポートがどのような資格なのかはIPAのホームページの…

仕事や趣味で2進数・16進数を使っている身として伝えたい図

気まぐれで基数計算を解説している画像を検索していたのですが、公式めいた画像は見つかっても本質的な所を説明している画像は何故か見つけられませんでした。公式だけではなく本質を知ることも重要だと思うので、この記事を書きます。 基数計算を本質的に表…

情報処理技術者試験対策「httpとhttpsの違い」

普通にWebシステムを使う分には「httpsはhttpを暗号化したプロトコルで、盗聴・なりすまし・中間者攻撃の対策になる。認証等の機密性の高いやりとりをWeb上で行う時に使用する。」というレベルの認識で十分なのですが、応用情報技術者ではもう少し正確な理解…

情報処理技術者試験対策「OSI参照モデル」

OSI参照モデルとは、ノード(コンピュータ)間の通信を定めた規格のことで、通信に必要な要素を7つの層に分けて規定しています。この規格により、異なるベンダの機器を使用していたとしても通信が行えるようになっています。 OSI参照モデルについて、情報処…

情報処理技術者試験対策「請負契約・派遣契約・準委任契約の違い」

IT業界で働く上において、請負契約なのか、派遣契約なのか、準委任契約(SES契約)なのかは意識する必要があります。契約毎で、委託者(報酬を支払いモノやサービスを受け取る側)の権利と、受託者(モノやサービスを与え報酬を受け取る側)の責務が異なるた…

UNIXのファイル権限について(始めて触る人向け)

WindowsでCUIにある程度慣れた新人がLinuxのOSを触ってつまづくポイントの一つが、ファイル権限です。何度も同じ説明をしているので、記事化します。 【ファイル権限の表示】任意のディレクトリで ls- l コマンドを発行すると、以下のような表示が現れます。…

プライバシーマーク取得企業で働く上での心がけ(一般社員向け)

私が勤める会社でもプライバシーマークを取得しており、一般社員向けの研修があったので、内容を簡単にまとめます。研修テキストはネットに上げられませんし上げてもあまり意味はないので、一般論的なことを簡単にまとめるだけにします。詳細なことに関して…

情報処理技術者試験の点数と実際の理解度(私見)

前回の記事で「基本情報と応用情報は実態として同レベルなのではないか」という話をしたので、それに関連してもう一つ実態の話をしようと思います。試験に余裕で合格するのとギリギリ合格するのとでは差がありすぎるのでは、という話です。 情報処理技術者試…

基本情報処理技術者試験:COBOLの出題を廃止しPythonを出題すると発表

2020年春の基本情報処理技術者試験から出題内容に大きな変化があるので、お知らせします。 詳しくは下記の記事に書かれている通りですが、午後の選択問題について、COBOLの出題が廃止され、Pythonが新たに出題されるようになります。 COBOLの出題廃止、Pytho…

情報処理技術者試験対策「QC七つ道具・新QC七つ道具」

QC七つ道具と新QC七つ道具は、品質管理を行う時に使う手法です。現在の品質の状況を図や表で表し、問題点を明らかにすることで、品質の改善に繋げようとするものです。 私の前職が品質の意識が高い職場であったので、仕事をする上でも勉強しました。品質分析…

情報処理技術者試験対策「データ中心アプローチ(DOA)」

情報処理技術者試験の午前問題では「データ中心アプローチ(Data Oriented Approach,DOA)」について問われることがあるので、どのような考え方なのかを簡単に説明します。ついでに、よく対比される「プロセス中心アプローチ」や「オブジェクト指向アプロー…

C言語:入門者(初心者)向けにポインタの概念をなるべく簡単に書いてみた

未経験者向けのプログラミングの指導で色々悩んでいて、ググってみたら↓のようなページを偶然発見したのですが プログラミングの勉強を始めたときに、文系が挫折しやすい7つのポイント - paiza開発日誌 https://paiza.hatenablog.com/entry/2015/10/20/%E3%8…

情報処理技術者試験対策「正規化理論」

会社の研修で正規化理論に関する話が出てきたので、これを機に記事化します。情報処理技術者試験対策の上でも重要な話ですし、テーブルの設計に携わる技術者であれば実務を行う上でも理解しておきたい理論です。 【正規化理論について】基本情報処理・応用情…

情報処理技術者試験対策「待ち行列理論(M/M/1モデル)」

前回は回線速度の記事を書いたので、関連知識として情報処理技術者試験で出題される待ち行列理論(M/M/1モデル)にも触れます。直接的に実務で使うことは少ないと思いますが、(回線速度に限らず)性能分析をする際に待ち行列理論の考え方が役立つこと…

情報処理技術者試験対策「回線速度の計算」

回線速度の計算については情報処理技術者試験(主に基本情報)でよく問われますし、私もちょうど実務で使う機会があったので、記事にして説明します。 回線には、bps(bit per second、1秒間に何ビット通信できるか)という単位で性能が定められています。(計…

情報処理技術者試験対策「レスポンスタイム・ターンアラウンドタイム・スループット」

今回は、混同しやすい性能指標に関する3つの用語を説明します。情報処理技術者試験の午前試験で問われることがありますし、実務でも混同すると意思疎通がうまくいかなくなる可能性があります。 【レスポンスタイムとターンアラウンドタイム】・レスポンスタ…

COBOLの練習用プログラムの紹介

COBOLを勉強すると、恐らくひよこグミ様の「サルでもわかるCOBOL入門」というサイトを見つけると思います。そのサイトにCOBOLの練習用プログラムがあるので紹介します。 サルでもわかるCOBOL入門 【ひよこグミ】 - はじめてのCOBOL 【総合メニュー】 http://…

COBOLにおけるパック10進数(COMP-3)のデータの持ち方

パック10進数は色々なサイトで説明されていますが、今回の記事では正確さは置いといて実務で必要な知識をわかりやすく説明します。 【パック10進数とは】パック10進数は、1バイトで数値2桁を表現する形式です。バイト数を削減できる、16進で文字コードを見た…

情報処理技術者試験対策「select文の結果の結合等(集合演算子)」

今回は、select文の結果を結合する文法の紹介です。結果を結合するためには、集合演算子のUNION(重複排除したい場合はUNION ALL)を用います。実務では複数のselect文の結果を1回のSQL文発行で取得したいことが結構あるので、知っておくと便利です。情報処理…

情報処理技術者試験対策「SQL(副問合せ・相関副問合せ)」

今回は副問合せと相関副問合せの紹介です。副問合せは試験だけでなく実務でも頻出です。相関副問合せについては、副問合せでも同じ検索結果を出すことが可能なので実務では忘れがちかもしれませんが、試験には出題されますし、性能面を考慮すると相関副問合…

情報処理技術者試験対策「データベースの障害復旧」

今回は、データベースの障害復旧について説明します。試験頻出です。また、関連するファイル・概念の説明もついでに行います。 【データベースの復旧に用いるファイル・概念】 チェックポイント障害回復操作を開始すべき時点。一定時間感覚で訪れる。なお、…

情報処理技術者試験対策「SQL(重複排除と集計)」

今回は重複排除(distinct句)と集計(group by)の紹介です。どちらも挙動が似ているのでまとめて紹介します。実務で使うだけでなく、どちらも試験頻出です。 【機能説明】・重複排除 select文の結果について、重複を排除することができる。 ・集計 指定したカ…