技術とか戦略とか

IT技術者が技術や戦略について書くブログです。

UNIX/Linux

unix/linux:いつものログイン後画面と違う/いつもは使えるコマンドが使えない場合の対処→ホームディレクトリをls -la で確認する

サーバ管理者から提供されたLinuxの環境で開発している時に、もしかしたら ・ログインした後の左側の表示(プロンプト)が違う (いつもは [hoge]$ なのに bash4.1$ になってしまった、等) ・いつもは使えている(環境独自の)コマンドが使えなくなった と…

unix/linux:atコマンドの代替コマンド

特定の日時にコマンドが発行されるように登録するatコマンドですが、環境によってはこのコマンドが使用できないことがあります。特定のユーザでしか実行できないように制御することができたり、OSによってはatコマンドで登録できない仕様(バグ?)があった…

unix/linux:コマンドをファイルの代わりにする(プロセス置換)

Linuxのコマンドの中にはファイル名を指定するものがあります。ここで、ファイル名の代わりに、コマンドをファイルに見立てて指定することができます。(プロセス置換と呼びます) 例えば、決められた日時にコマンドが実行されるように登録するatコマンドが…

unix/linux:perlの複数命令を1行のコマンドで実行する(例:文字列のバイト位置走査)

表題の通り、unix/linuxでは、perlの複数命令を1行のコマンドで実行することができます。-eオプションによりコマンドライン上で実行可能となり、1つ1つの命令を ; で区切ることで複数命令を記述可能となります。 perlはファイル操作や正規表現に優れてい…

TeraTerm:バイナリファイルを開いた後の文字化けの直し方

TeraTermでは、文字コードの設定を正しく合わせた後でも、バイナリファイルを開いた時に文字化けが発生し、その後の作業に支障をきたすことがあります。その場合は、「メニューバー→コントロール→端末リセット」で元に戻せます。 なお、この直し方は、公式マ…

unix/linux:改行コード無し固定長ファイルに改行を入れる

コマンド一つでできてしまうのですが、それらしき単語でググってもなかなか出てこないのでメモします。ファイルhogeに対して以下のコマンドを打つことで、改行(\n)が入った状態でファイルfugaとして出力されます。 #> fold -bレコード長 hoge > fuga 例えば…

unix/linux:メモを見ながら作業するのが面倒になった時の小技

unix/linuxで複雑なコマンドや長いパスを入力する必要がある場合、メモを用意しておいてそれを見ながら(若しくはメモをコピーして)作業することが多いと思います。しかし、毎度のようにメモを見に行くのは面倒なので、そんな時は以下のコマンドが役に立ち…

viで開けない巨大なファイルを開く(改行コード無し固定長レコード編)

4GB以上の改行コード無し固定長レコードのファイルの中から一部のレコードを抜き出す機会があったのですが、viエディタでも開けず、Windowsに落としてもエディタ(サクラエディタ、Stirling)でも開けなかったので、以下のように対処しました。cutコマンドを…

unix/linux:ファイルを読み取り専用で開きたい時はviewコマンドで開く

unix/linuxでは、viコマンドを発行するとファイルをviエディタを開いて読み取り・書き込みが可能になります。しかし、読み取りのみを行いたいのであれば、viコマンドではなくviewコマンドで開くべきです。 というのは、viコマンドで開くと、誤ってファイル…

rm -rfの前にls -lを発行してミスを防ぐ

作業ミスを防ぐためのちょっとしたテクニックです。現場で先輩社員に教えてもらえることだとは思うのですが、暗黙知的な所があり運が悪いと教えてもらえないかもしれないので。 あるディレクトリとその配下のファイル・ディレクトリを削除する時は、rm -rfコ…

UNIXのファイル権限について(始めて触る人向け)

WindowsでCUIにある程度慣れた新人がLinuxのOSを触ってつまづくポイントの一つが、ファイル権限です。何度も同じ説明をしているので、記事化します。 【ファイル権限の表示】任意のディレクトリで ls- l コマンドを発行すると、以下のような表示が現れます。…