サーバ管理者から提供されたLinuxの環境で開発している時に、もしかしたら
・ログインした後の左側の表示(プロンプト)が違う
(いつもは [hoge]$ なのに bash4.1$ になってしまった、等)
・いつもは使えている(環境独自の)コマンドが使えなくなった
といったことがあるかもしれません。
その場合は、ログイン直後のディレクトリ(ホームディレクトリ)の下で「ls -la」のコマンドを発行し、他の開発者のコマンド発行結果と見比べてください。
「.bash_profile(.bash_login、.profile)」「.bashrc」等のファイルを誤って消してしまっている可能性が高いので、もし消してしまっていたら、他の開発者のファイルをコピーして配置してください。
(ユーザ毎に記述が異なる可能性があるので、念のためviコマンドを発行して中身は確認してください)
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以下、背景の説明です。
プロンプトの表示やコマンドの設定は、「.bash_profile(.bash_login、.profile)」「.bashrc」等のファイルで行います。
これらのファイルは、ホームディレクトリ直下に配置することで、自動的に読み込まれます。
頭に「.」がついているファイルは「ドットファイル」と呼ばれ、通常はlsコマンドを発行しても存在を確認することができません。
(Windowsで言う隠しファイルのようなものです)
-aオプションをつけてlsコマンドを発行することで、存在を確認することができます。