技術とか戦略とか

IT技術者が技術や戦略について書くブログです。

ITシステムの安定稼働は神頼み?

GWということで、ITシステムのリリースを控えている会社は少なくないと思います。
リリースするシステムは是が非でも安定稼働させたいものです。
 
そこで、神様の力を借りて、システムの安定稼働を祈願するのはいかがでしょうか?
嘘のような話かもしれませんが、神社に出向いたり、祭壇を作ったり、お札を貼ったりする現場は実在しますし、筆者の経験上、その効果は無視できないものであると思っています。
 
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東京都内で働く人にとって最も有名で手が出しやすいのは、神田明神だと思います。
神田明神の公式ページはこちらです。

www.kandamyoujin.or.jp


 
公式ページの「アクセス」の通りですが、御茶ノ水駅から徒歩5分、新御茶ノ水駅から徒歩5分、末広町駅から徒歩5分、秋葉原駅から徒歩7分と、都内で働いている人にとってはアクセスしやすい場所にあります。
また、「FAQ」の通り、この神社はITの安全を祈願する場所でもあります。「IT情報安全守護」というお札も販売されています。
 
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神頼みには科学的な根拠はないかもしれませんが、筆者の経験上、関係者の精神面、特に「神頼み」という発想に至るまでの過程において、何かしらの効果はあると思っています。
 
どれだけ準備を怠らなかったとしても、システムが安定稼働するかどうかは運次第な所が要素が残ります。
ハードウェアが故障するかもしれませんし、連携している他社のシステムの障害に巻き込まれるかもしれません。
そして、人間がすることなので、ミスを完全にゼロにすることもできません。
 
運だと思えることまで徹底して準備を行い、それでも何かできることがないかと考えた末に辿り着くのが「神頼み」という発想です。
目の前の準備に追われ、余裕がないプロジェクトにおいては、神頼みしようと思うような精神状態ではなくなります。
「神頼み」という発想に至った時点で、品質は高い傾向にあり、実際に安定稼働もする、というのが、筆者の見解です。
 
筆者も、「神頼み」という発想に至るまで準備を怠らないようにしたいものです。