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情報処理技術者試験対策「スコープコントロール」

「スコープ」とは、直訳すると「範囲」という意味です。
プロジェクトマネジメントにおいては、「スコープコントロール」という言葉が「現在のプロジェクトで対応する範囲をコントロールする」という意味で使われます。
スコープコントロールについては、情報処理技術者試験でどのような意味か問われることがあります。そのような問いについては、以上のことを理解していれば解くことができます。
 
なお、実際のプロジェクトマネジメントでも、スコープコントロールが重要になることがあります。
炎上するプロジェクトでは、このスコープコントロールが上手く行っていないことが炎上の原因となっていることがあります。
要件や設計を先方と検討している時に、あれもこれもとシステム化したいことが増えていくような状態です。
プロジェクトで用意されている予算や人員でできることは限られていますし、無理をして全ての要望に応えようとすると採算性や品質が犠牲になるので、そのような場合は今のプロジェクトでどこまでやるのかを明確に決めることが重要になります。
例えば、「○○の要件と○○の要件は近々の課題になっているのでこのプロジェクトでシステム化しましょう。他の要件は今のプロジェクトが終わってから考えましょう。」といった具合です。
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