技術とか戦略とか

SIerで証券レガシーシステムを8年いじってからSESに転職した業務系エンジニアによる技術ブログ。

作業を上手く依頼するコツ

何かしらの作業を行う際、自分一人で作業するとなると、どうしても時間的・能力的に限界がありますし、得意不得意もあります。
一方、手が空いている人や、比較的重要ではない作業をしている人が周囲にいることも少なくありません。
このような場合、自分が持っている作業を上手く依頼できると、全体としてより多くの作業が良い質でこなせるようになります。
 
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ここからがこの記事の本題です。
 
作業を依頼するにはコツが必要で、依頼の仕方を間違えると、上手く作業をこなしてもらえなかったり、作業に対するモチベーションを下げてしまったりすることもあります。
上手く作業を依頼するには、以下の2つのことを心がけると良いです。
・無理なく作業できるように依頼内容を考える
・快く作業してもらえるように依頼の仕方を考える
 
ここで、リーダーが、Webシステムの総合試験で発見されたバグの調査をメンバーに依頼する場面を考えてみます。
 
まず、システムのことを広く理解しているリーダーが、バグの原因の一次切り分けをすることが重要です。
どのプログラムに原因がありそうか、どのロジックに原因がありそうか、といった一次切り分けをしないと、原因調査を依頼されたメンバーが原因調査に時間がかかってしまい、担当範囲外の箇所が原因だと調査できないと言われてしまうこともあります。
 
次に、メンバーに快く作業してもらえるように依頼の仕方を考えることも重要です。
上から目線にならずに、あくまでも役割分担であることが伝わるようにすることが肝要です。
今回のケースでは、「細かい所は自分よりも理解しているはずだから、細かい所を見て欲しい」と依頼すると良いでしょう。
仮にリーダーよりも細かい所の理解が浅かったとしても、役割分担しながら仕事を進めていく内に、いずれ本当に細かい所の理解でリーダーを超えるようになり、仕事を進めるのが楽になるでしょう。