技術とか戦略とか

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サクラエディタをなるべく邪魔にならない場所に開く

こちらの記事のように、「サクラエディタを開く→何らかの処理をする→上書きする→ウインドウを閉じる」をバッチ等で自動的に行うと、新たに開かれたサクラエディタのウインドウが作業の邪魔になったりします。
バックグラウンドプロセスのような形でウインドウを開かずにマクロを実行できれば良かったのですが、DOSのstartコマンドやサクラエディタ実行時のオプションではできませんでした。
そのため、代替案として「1×1サイズのウインドウでモニターの一番左上に開く」というオプションを入れてサクラエディタを実行する方法を紹介します。
 
サクラエディタ起動時に、「 -SX=1 -SY=1 -WX=1 -WY=1」というオプションを入れることで、「1×1サイズのウインドウでモニターの一番左上に開く」を実現できます。
注意点として、サクラエディタはあらかじめ最大化を解除した状態で閉じる必要があります。
 
実際に試してみて、気にならないことはないですが、とりあえず作業の邪魔にはならなそうな感じでした。
ちゃんと測ってませんが、マクロの実行速度もオプションを入れない場合よりも速い気がします。
やってることがもはやテキストエディタではない
 
Windowsバッチの例】
rem バッチ実行前にサクラエディタを開き、最大化を解除してから閉じること
cd C:\tmp\work
for %%a in (*) do (call :method %%a)
pause
exit
:method
"C:\Program Files (x86)\sakura\sakura.exe"  %1 -M=C:\tmp\CRLF→LF.mac -SX=1 -SY=1 -WX=1 -WY=1
goto :eof