技術とか戦略とか

証券レガシーシステムを8年間いじった普通のSEによるブログ。技術のみではなく趣味の戦略考察についても。PCから見た方が色々見やすいと思います。

情報処理技術者試験対策「顧客セグメンテーション分析」

今回は「顧客セグメンテーション分析」について説明します。
 
これは、顧客像を、年齢別・性別・地域別・職業別…等の層に分類し、各層毎で市場分析(需要分析、競合分析等)を行うことで、どの層に対してどのような価値を提供するのかを戦略として考えるというものです。
 
顧客セグメンテーション分析では、複数の指標を使って下記のようなマトリクスを描き、それを用いて戦略を考えます。

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ここで、競争のない新市場の開拓を狙う化粧品メーカーの例を考えてみましょう。
女性向けの化粧品は既に競争が激しいため、女性向けの商品を開発するのは難しそうです。
(需要分析や競合分析を細かく行っていけば新市場を開拓する余地はあるかもしれませんが、その議論はここでは置いておきます)
次に男性向け化粧品について考えてみると、男性向け化粧品は肌のケアが中心なので、新市場開拓の余地がありそうです。
ここで、年齢別に需要を分析してみます。
その結果、30代~40代の男性の悩みとして、顔立ちが幼く年相応のダンディーさが出ないことで悩む男性が一定数いることがわかったとしましょう。
このような結果が出たのであれば、ダンディーさを際立たせる化粧品を開発し30代~40代の男性をターゲットとする、という戦略を立てることができます。
(なお、ここではわかりやすく書いていますが、本当はもっとかっこよく分析します。)
 
ついでに、これは試験には出ないと思いますが、ペルソナマーケティングについても簡単に触れます。
ペルソナマーケティングとは、ある一人の人物(ペルソナ)に商品・サービスを売り込むと想定して戦略を立てることを指します。
ペルソナは、ターゲットとする顧客について、名前や性別、年齢、職業、趣味等、属性を事細かに設定して作成します。実在する人物をペルソナにすることもあります。
ペルソナマーケティングを行うことで、顧客セグメンテーション分析(マクロ的に集計されたデータ)だけでは見えにくい細かい志向や感情に目を向けて具体的な戦略を立てることが可能になります。
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目次

https://1drv.ms/b/s!AivF3bzWXOzuhG1Xk5hscKYqkLkM

 
ペルソナマーケティングはもとより、顧客セグメンテーション分析も試験対策としては重要度は低いです。
しかし、実務で新商品・新サービスを考える時は両方とも欠かせない考え方ですので、記事としてまとめました。